中央重賞回顧 2019年5月4週

週末はお疲れ様でした。令和の重賞はどうにも堅く決まってはくれないようです。ダービー後は観客が少し静かでしたね。

葵Sではディアンドルが勝利。ここは力が違ったようです。基本的に差し馬の舞台でしたが粘り切って優勝。鞍上の藤岡騎手はお見事でした。1200m戦5連勝になります。夏は走るのでしょうか。

2着はアスターペガサス。これはちょっと買えません。福永騎手は人気薄だと怖いですね。短距離にも定評があるのでしょうか。ミスターメロディは記憶に新しいですが。しかしビッグアーサーの件が・・・・ともかく、競馬は難しいですね。

3着はアウィルアウェイ。ワイド買いなので3着で十分なのですがこれはもったいない。ディアンドルの真後ろから追い上げて進路を失い失速しました。スペースはありましたが加速中の所為か操縦出来ていませんでしたね。不利があったことを覚えておきましょう。

目黒記念は非常に残念な結果になりました。

1着がルックトゥワイス。やはり直線の長い競馬場が似合います。レーン騎手はダービーの無念を晴らす良い騎乗でした。直線途中で横一線になりましたが切れ味に勝るこの馬が抜けてくれましたね。そしてまたもやレコード。はっきり言って異常です。ダービーもレースレコードでした。これからはサンデー系の血が父親に居ないと厳しいでしょうね。

2着はアイスバブル。3連複なら買っていたかもしれませんがG2なので買っておりません。東京経験済みで54kgですからね。レーン騎手とアヴドゥラ騎手のワンツー。外国人騎手大活躍ですね。

3着はソールインパクト。狙い通りの着拾い。個人的な意見ですがハンデ戦ではゼーヴィントの七夕賞からお世話になっています。早い流れにも対応できているので十分です。アルゼンチン共和国杯でも活躍を期待しています。直線では進路をふさがれないかとヒヤヒヤして見ていましたが、内からジリジリ伸びてくれました。

ブラストワンピースは着外。ちょっとこれからの判断に困りますね。東京競馬場では活躍は見込めないような気がします。中山のようなパワーの問われるコースが良いでしょう。馬場も渋れば最高ですが・・・菊花賞の4着は悪くありませんでしたが、ステイヤー路線は当分お休み。今後の選択肢は凱旋門ですが、悪くはないと思います。

予想はそこそこでしたが馬券が当たらなくては意味がありません。この事実を重く受け止めましょう。

ダービーは皐月賞組で決まる・・・・と思われましたが、皐月賞上位陣の前に1頭居ました。

1着はロジャーバローズ。今週もディープ産駒でした。リオンリオンに助けられたところはありますが、良く粘りました。菊花賞では微妙ですね。最近の菊花賞では上がり勝負の傾向が強いので。しかしこの東京の超高速馬場状態がまた続くのであれば、狙いたいですね。

2着はダノンキングリー。クビ差で捉えきることが出来ませんでしたね。得意な展開では無かったでしょうが良く頑張りました。この馬は強いですね。瞬発力がある事は証明されているので菊花賞でも活躍してくれるでしょう。ただ、2000mだと器用貧乏な点が目立ってしまいます。2400mが良いですね。

3着はヴェロックス。直線最後でサートゥルナーリアを捕まえました。位置取りの差もあるかもしれませんが、2400mなら勝てるという事でしょうか。サートゥルナーリアはスタートで出負けの形でしたが、最後は失速。あの出負けが無くても勝てたとは思いません。2000m以下で活躍してもらうことになるのでしょうね。ロードカナロア産駒でもステルヴィオ止まり。アーモンドアイにはなれませんでした。

来週は安田記念。ダノンプレミアムとアーモンドアイの頂上決戦になります。今の所流れはディープ産駒のダノンプレミアムにありそうな感じですね。しかし早い流れはジャパンCで経験済みのアーモンドアイ。思えばあのころから超高速馬場に気づくべきだったのでしょうか・・・・・