ルイ・ジャド ヴォーヌロマネ 2012 ☆82
たまには飲みましょう。息抜きが無ければ人間は生きていけません。本当なら馬券を当てた後に祝杯と行きたいのですがね。今回もルイ・ジャドです。幅広くワインを作っていてフランスワインならとりあえずこれを買っておけば良いかという感じです。ハーフワインも作っているため一人でも手を出しやすいのが魅力ですね。
「ルイ・ジャド ヴォーヌロマネ 2012」
ヴォーヌロマネという単語は聞いたことがあるでしょうか。結構有名な村です。正月の格付けチェックにでるようなとんでも高級ワインもここで作られています。ラ・ターシュなんかは出てたと思いますよ。有名どころの名付き畑は「ロマネ・コンティ」「ラ・ターシュ」「リシュプール」「クロ・パラントゥ」などがこのヴォーヌロマネで栽培されています。同じ村で取れた葡萄から作ったワインでも、取れた畑によって値段が何倍にも跳ね上がる。当然ワインの作り手によって値段は変わりますが、奥深いものです。
では飲んでみましょう。今までとは違い甘い香りをはっきりと感じます。これはレーズンですね。味は・・・・中間ですね。バランスの取れた味です。ニュイ・サンジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンを力強いと評価し、シャンボール・ミュジニーを繊細と評価しましたが、これはそれらの中間です。比較的渋めのミュジニー系に近い気もしますが、余韻はしっかり。飲んだ後はシャンベルタン系のインパクトが残ります。
フランスのピノノワールの代表として出せる物ですね。フランスワインの入口に是非どうでしょう?